97. "Now and Then 2021"

 

さて、早いもので年も押し詰まりまして、今頃みなさまはおこたでおそば、というところでしょうか。私はこれを書いている今、今年は鴨そばにしようか、村山そばにしようか、などと考えているところ。

本年も色々読者諸敬に支えられて、どうにか乗り切った感があります。ほんとうにほんとうに感謝を。最近はなんだかメッシュパーツのレビューばかり書いていて、看板倒れな感じの本サイトですが、色めいた艶めいたお話の当事者にここ数年なっていないものですから、こればかりは致し方がありません。

で、毎年恒例なはずのこの記事も、何年ぶりなの......私去年も書いたはず、なんて軽くパニックになったのですが、なんのことはない、昨年分はFacebookに掲せてしまっていたのですね。そんなわけで、昨年分、一昨年分、あたりも総括しつつ、今年の"Now and Then"を。

こんな感じで、昨年大晦日近辺の私と今年の私。

ええ、もうね。ぜんぜん違う人。

Lelutkaというメーカーはヘッドのバリエを多く作ってくるという点で、CatWaと似たコンセプトのお店だと思うのですが、同じ人間が手癖全開でシェイプ作っても、こんなに違う顔になってしまう。それにしても、ねえ......

昨年のこの顔は、数話前でも書いたのですが、しばらくの休養のあと、割と年末あたりにバタバタと導入して、ちょうど大晦日あたりはまだ調整段階だったんではなかったかな。そんなわけでこなれていない感全開なんですよね。結局Adultの似非和風遊郭系に出入りする似非日本人RPerに「あなたほんとうに日本人なわけ?」などと英語で言われて(おまえこそプロフに日本人って書いてるなら、日本語で話しかけてきやがれ、なんですが)凄くショックを受けたりしたなんてのもありましたね。

で、58話の後、何が起きたかを振り返りますと、



こんな変遷を経ていたわけなのですが、2018年の大晦日時点での私がちょうどCatWaのSteffiからBlueberryへの端境期。で、ちょうどBoataomのスキンを使い始めたころで、これはこれでまだまとめきれてない印象が否めず、なわけで、とくに眉毛と目元の感じは、BoMがなかった時代に眉毛の捌きで苦労していた時代がまざまざと思い出されます。今触ったらまったく違う捌き方するんだろうなあ、ですとか。で、慧眼なかたは2019年の私がSteffiになってたりBlueberryになってたりしているのにお気づきかもなんですが、実は2019年の記事を書いていた段階ではSteffiに戻そうとしていたんですが、結局除夜の鐘を聞く頃にはやっぱりBlueberryに直したらしく、自分でもすごく混乱していたことを思い出して苦笑しています。

で、さらに今この記事を書きつつ過去資料を漁っていたら、36話での、「最初のかおる」がひっどい顔で写っているのですけれど、この顔が正統に進化すると、今この記事を書いている私になるんだなあ、なんて改めて思い至ったところ。

これはほんとうにかおるが生まれたばかりくらいの時代のショットなんですが、結局このアバに仮託した私のありようって、「絵的に綺麗であるよりは、むしろ清潔感のあるアバ」を目指していて、どうやら5年半かけてそういうところに戻ってきたんでしょうね、なんてことを考えています。この時のスキンはなんと今なら絶対選択肢と考えないEssencesのスキンだったんですけれど、回り道も芸の肥やしというべきなのか、なんなのか。
そんなこんなと時間を費やしつつ、結局アバターって個人史を刻みつけるものなのかもしれませんね。生きて歩いている自伝、のような。
つまんない感慨にふけってしまったけれど、今年の記事はこれが最後。
来年も気が向いたときに、こうして書き飛ばしていければと思います。なにとぞよしなに。

では皆様もよいお年をお迎えくださいませ。



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