95. "Asking for the moon......but......" (slight return)

 

さて、数日中に次の記事書くなんてほざきながら、一週間ばかり過ぎてしまいました。言い訳はいくつもあるのですが、久しぶりにこちらでご機嫌を伺います。お変わりありませんか?私は最近韓国のり巻き(キンパっていうんですって!)にはまって、そればかり食べています。近所にそういうお店ができまして、一日おきにそのお店で海苔巻きを、なんて。

さて、前々話で予告したとおり、私がLelutkaで苦戦を重ねた今年上半期のお話などを。

トップの写真は今日の私の顔なのですが、ここに至るまでの間に、Lelutkaのヘッドは4つ使っています。順番に、Erin ~ River ~ Sashaと現在使っているAvalonなのですが、Lelutkaというメーカーも割と顔立ち極端というか、一筋縄ではいきません。

もともとLelutkaは旧ラインナップ(現在は"Origins Series"というラインナップで呼ばれています)では極端にシェイプの効きにくいヘッドで、目元の印象コントロールがほぼ不可能でした。現在もLAQがこうしたコンセプトのヘッドのように思われますが、その後、かなり目元のシェイプは効くようになり、現行ラインナップへと進んでいくわけですね。

で、元々Genusのヘッドに小さな不満が山積して辟易していたところ(この辺りの事情って書いたっけ?)、時期的にはver. 2.0時代のLelutka EvolutionのErinというヘッドに手を出してみたのが最初です。

Lelutkaのヘッドは他社のものと比べて、想定されているシェイプのありようがかなり異なります。まずCatWaやGenusのヘッドにおける最適解みたいなものは置き去りにしないと綺麗にまとまらない。そうこうして、「うーん、まあ、うーん......」という程度のたたき台ができた途端に、それがふっとばされる事態になりました。

Lelutkaがその後抱える悪癖みたいなものとして、ヴァージョンアップ前後で、互換性にいろいろ問題が発生する、というものがあるのですが、Erinというヘッドの場合、2.0>>2.5への改変で、顔面崩壊レベルで顔の造形が変わってしまったのです。どのくらいひどいかというと、ここに写真を掲載していないことで察して下さい。

実はこれ、時期で言うと、昨夏このblogで某フェスのブロガーしていた頃のお話。あの難航し続けた撮影の裏でそういうこともしていたのです。

今年2月頃の私。"River"を装用。
本格的にヘッドをGenusからLelutkaに変えたのは、昨夏負った心身のダメージで3ヶ月ほどSecond Lifeを離れたあと、晩秋に頂いたお得意先からのオーダーの遂行のために復帰した時なのですが、悪友たちから煽られたことがひとつの大きなきっかけだったことは否定できません。案外主体性ないんですね、私(苦笑)
ただ、割とPOP段階では好きな顔が見当たらないLelutkaということもあって、一時期はCatWaのBlueberryへのthrowbackも考えていました。踏み切ったのはいつも愛らしい私のアシスタントである"キリィ"ことKyrieholyのプッシュがあったのですが、それにしてもなんというか、POP見た段階では、これ、って感じるものがない。DEMOも当時持っていたBoataomのスキンとなんか合わない。そこでキリィが私にささやく。
「Dee TaleZのスキンなんかどうですか?」
その結果できたのが写真の感じ。これはRiver装用期の最末期ですが。
短命に終わったものの、実はこの顔立ちはほんとは嫌いじゃなかったんです。確かにDee Talezのスキンは私とは決定的に合わない。あの粗末な身体の描き込みで、他メーカーよりかなり高価なのも納得できない。実際この時期は無理やりネックジョイントTattooを使って他社のBody Skinと連結しないと使い物になりませんでしたから。
けれど、なんだろう、SLにいがちな人工的な美人感がないのが好もしかった。適度におへちゃな感じがなんとなくツボに入った、というんでしょうか。
たった、一点だけ。どう見ても日本人には見えない顔立ち、というのを除いては。
大昔のように、外人名前で海外SIMうろついていた時期なら、たぶん今でもこの顔でいるでしょう。でもあいにく私の名前はたけだかおる。Natalie Huntsmanとか、Anneliese Zur Murlennではないわけで。
実際言われたんですよ。「あなた、本当に日本人なの!?」なんて。それも南米人のAsian RPerなんかにね。確かに悪友と「これって亡命ロシア人の父とフランス人の母との間に生まれました、って感じよね?」なんて話もしましたっけ。

"Asking for the moon."

まさにないものねだり。それでもねだらずにはいられないのが、女よ、なんて。

ああ、また随分と書きなぐった挙げ句、結局結末に行き着かない。まるで往年の海音寺潮五郎先生のひそみに倣ったような状態ですが、次話で結末をつけたいところです。
ちょっと夕食の買い物に行かなくては!

では皆様、また。

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