53. "When the wind blows"

さて、時は間もなく10月。それなのに世間はまた台風。こう天候不順が続くと、心まで擦り切れてしまいそうになります。
皆様も、少しでもお心健やかにお過ごしになれますように。

私はまたそうした風と異質な何かに吹き流されて、ついにスキンをINSOLから他メーカーのものに変えてみることにしました。Mesh Headの導入以降、長らく愛用してきたのですが、どうしても、ね。そういう時があるのです、女は。

ことの発端は、恋人との諍い。
仲良くやっていても、そういうことは起きてしまうわけで。このあたりの出来事はそのうち書くかもしれませんが、ともあれ措いておいて、そうして心沈む私に、友人であるいつも無邪気な絵描きのゆっきーが、「こんなスキンどうかな!?」とPopを投げてきたのがこれ。

"Boataom"というメーカーの、このスキン。9月の半ばくらいに、何らかのファッション系イベントで発表されたものなのですが、正直、この顔立ちそのものには全く惹かれなかったのです。
ただ目を引いたのは、清潔感のある肌。その時点での自分のルックスにはいくつか我慢できない不満が溜まってきたものですから、ちょっとDEMOしてみようかと、現地へゆっきーと飛んでみました。
あの種のイベントの開幕一週間くらいはとてもではないのだけれど、ベンダーのrezすらままならないわけで、DEMOを取ることも難儀した私は、持ち前の賭博精神を発揮してしまい、結局製品をDEMOもせずに購入してしまったわけです。
で着けた感想は、「目元に違和感が出ないし、INSOLより肌は綺麗。けれど眉毛が捌きにくいスキン」というものになりました。

眉Applier適用時。
6月の記事のどこかで書いたのですが、私が現在使っているヘッドは、CatWaの"Steffi"というモデル。あの記事を書いた段階ではまったく把握できていなかったのですが、このヘッドは額から瞼にかけての造形と、skin applierのテンプレートとの兼ね合いの問題で、眉毛が外に大きく延びること(CatWaであれば同じ性格のヘッドに"Uma"というモデルがありますね)と、極端な吊り眉のスキンでない限り、かなり目尻側の眉が下がるという性格を持っています。時期柄、恋人を失いかけていた私には、その顔が泣き顔にしか見えなかったのです。

それでも肌の感じはとても気に入っていたし、目元の印象が大きく変化しなかったことと、眉が外へ不自然に長く伸びる現象は解消されていたので、結局このスキンを使うことにしたのですが、装着開始一週間くらいの間、Applier眉毛を使うことにしてみました。
ところが......
mesh headのApplierコスメというのは、WL太陽でならよいのですが、屋内照明に対してものすごく悪さをするもので、結局実用にならないのですね。
で、苦心惨憺、額周りや目元、眉毛の数字までいろいろ勘案して、現状自分にとっての最適解にたどりついたのが、これ。
この記事を執筆中に撮った。無加工。
眉根から眉山までをもう少し上がり勾配つけたいかなという気もしますが、とにもかくにも、八の字眉は回避できたようなので、当面これでいってみようかと。
この作業の合間に、恋人と話合って、仲直りしましたし、彼女は「若返ったじゃんw」と言ってくれているので、それが決め手になった感じです。ああ、なんとも現金な私であることか!
そんなこんなで、私の最近の迷走は落着したわけですが、結局のところ女子はちょっとでも綺麗でいたいものなのです。昨日より今日、今日より明日、自分がちょっとでも綺麗になっていたいものなのです。
ちなみにお値段はスキン(肌1トーン)が600L$。body applierは胸の谷間が3種類入って250L$でした。お仕事のQuality考えると良心的な価格じゃないかなあ。
お店はこちらです。ただしこの"Cynthia"はフェス出品ものなので、お店にはまだ並んでいないかもしれません。
http://maps.secondlife.com/secondlife/True%20Lone%20Heart/184/170/799

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