49. "How to see this world for me"

連日強い日差しと高温が続いています。皆様おかわりありませんか?とにかく水分と塩分の補給をお忘れなきよう。私も熱中症から立ち直って、どうにかこうにか平常運航に戻りました。
最近読んだお話で試してみたのですが、ゆっくり水風呂に漬かって、そのなかで昼寝しちゃう勢いで過ごすのが、熱中症っぽい自覚症状が出るとよいのだとか。私も案外いい感じで回復しました。おすすめは必ずしもしないですけれども。

「私にとってこの世界がどのように見えているか」だなんてちょっとしょったタイトルなんですけれども、形而上的なお話でも、政治的ポリシーのお話でもなんでもなく、私たちがこの世界を覗く窓、ビュワーのお話です。

私は長らく"Nirans"と、その後継ビュワーである"BlackDragon"というビュワーをメインに用いてきました。メインと言うからには、時々用途によってビュワーを使い分けてもいるのですが、Second Lifeでの時間の9割くらいをこのビュワーで過ごしています。
私のビュワーの変遷は、公式(2009前半)~Cool Viewer(2010いっぱいくらい)~Exodus Viewer(2012前半)~Nirans Viewer系(現在に至る)といったもので、その間にAscentであるとか、Emeraldであるとか、Emergenceであるとか、今はなくなったビュワーが折々で挟まっている感じでした。
現用のBlackDragon Viewerはなんといっても独特な描画(シェーダー系の味付けがかなり異なっている。また発色も細かく制御可能なので、カラートランスペアレンシーフィルムの発色のシュミレートなどを活かしたセッティングが可能)と、環境設定を細かく住民側でセットできる操作体系が気に入って、ぶつくさ文句を言いながら使っています。
逆にこのビュワーは描画設定などで、「SS撮るからとりあえずスライダーは超高でOKw」みたいな考えは捨てないと使いこなせません。
このスライダーで描画設定いじるのは、個人的にはあまり感心しないもので、過去に写真教えた弟子たちにも「きちんとパラメータは設定しろ!スライダーに頼るな!」と繰り返したものです。
ま、ちゃんと守ったやつは一人もいませんでしたし。みんな成長しませんでしたねえ......

で、画面配置がこんな感じ。
自分なりに操作性を重視してアイコンの並べ方など決めているわけですが、割に異様な配列に見えるかも?
私の操作系の特徴は、
1. Enter叩かずにチャットに入れること。
2. 移動をキーボードのキーを割り当てずに、アイコンにマウスを当てていること。
3. キーボードショートカットの類をまったく使わないこと。キー操作はチャット入力オンリー。
というとてもとても機械音痴な仕組みになっているもので、いつしかこういう不思議な画面配列になったのかと思われます。
左右に配置した機能系アイコンなのですが、これもちょっと独特な配置なのかな。機能的によく使うものを上下に。真ん中に行くにしたがって使わないものを配置しているのが下手(しもて)。実際インベントリと撮影が一日で(移動やカメラ回転を除いて)最も操作しているアイコンですし。
実戦的なビュワーの設定みたいなものは別の機会に譲るとして、こんな感じで私にはこの世界が見えています。
UI的にこのビュワーのいいところのひとつが、チャットウインドーの挙動設定を細かく変えられるところ、でしょうか。
実は他のビュワーはローカルチャットの発言内容が画面下手側下から流れてきて、時々操作に支障をきたす時があるのです。それをoffにすることができるので、画面をすっきりクリアに見ながらフレーミングができるのはとても扱いやすいわけです。
半面、私がローカルチャットに返事をしないことが多いのは、ローカルチャットで話しかけられていることに気づいていないから、と考えていただければ。本当に画面内に全く通知が出ない設定なものですから。
もしも、ちょっと味に差をつけたSSを撮ってみたい、なんて考えてらっしゃる読者の方は、一度お試しを。
ただし、ビュワーとしては本当に独特で、かつ不安定ですから、それなりのスペックのPCお使いの方にしかおすすめしかねます。私みたいにロースペック寄りなPCで運用するには根気と愛情と執念が要りますので、念のため。

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