42. "Later Adventure of Mesh Head"

Mizunoの回し者?
さてちょっと間が空いてしまいましたね。ごきげんよう。バタバタした気候も安定した模様、ということで、私はしばし俗世間をよそに、スタジオに立てこもっていました。ちょっと大きめな制作をしていまして、ようやくそれがクランクアップの運びとなり、そういうことをしつつもアバターいじくり回していたような状況です。

3つくらい前かな、そこいらのエピソードで触れている傷心の結果、ちょっとアバターを抜本的に作り直しているわけなのですが、ようやく薫もアカウントが回復したようで、遅ればせながらこちらも改修してみることにしたわけです。

今回、抜本的に、ということで、スキンとヘッドを新しいものを購入、ということで、以前から興味のあった、CatWaの"Uma"ヘッドと、INSOLの近作"Kiki"を。

このPopを見ても曲者です。強烈なクセがありそうな造形といえそうな。実際Lilly辺りを境に、CatWaの新作のPopってなんだか頭痛くなるような顔で写っているものが多いなあと思うのは私だけ?旧アカウントの刷新に用いたKittiaヘッドもそうなのですが、なんというかshape shifterの技量に疑問を感じるのですが......
これを実際どう捌くか......まずこの大きすぎる目元と、あとは厚みが過剰な割にふっくら感に乏しい唇ですね。
そんな感じでポイントを考えていくんですが、えてしてこうして弱点の修正に神経を使っていると、次々に新しい難点が発生して、になりやすいのがCatWaのヘッドおなじみのパターン。さてどうするか......
今回選んだスキンのKikiに関しては、製造元のINSOLが品質的に信用できるメーカーですし、それほど大きな問題はなさそうなのですが、強いて言えば普段の製品と比べて、大きく東洋人方向にShiftした肌の描き込み。これがCatWaのヘッドにうまく乗るか、ですね。INSOL製品はおおむねシェイプへの乗りはいいのですが、東洋人スキンというのは得てしてシェイプへの追随性に問題があるものが多いものですから......

まずはUmaにスキンを現用のMiaを当てて、いじったものはこれ。髪をかぶせていない状態では、Lillyよりかなりシュッとした印象の輪郭になるのですが、髪をかぶせた途端、ぼってりした丸顔になる印象。あと気になるのが眼の形と二重まぶたの描くラインが綺麗に沿ってこないこと。あと眉毛の幅方向が他のヘッドよりも長くなる印象もあってか、目元の捌きがとても難しい印象です。
CatWaはPopで見る印象こそ強烈でも、シェイプ捌きの融通性が高いヘッドという印象があったのですが、そこいらがあっさり覆された感じです。これはどうしたものかなあ......
決して悪い顔じゃないんですよ。実際私の試作Umaアバターを見て、なんだかツボに入った知り合いが早速仕入れて、シェイプいじって持ってきたアバは割にかわいらしかったりもしましたしね。ただ、なんともいえない微妙さで、薫には会わないヘッド、という結論に向かいかけています。
その後しばらく難航を繰り返すのですが、そこいらは次話でお話するとしましょうか。

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