24. "For a change of face"

Give me wings.
Give me space.
Give me money for a change of face.
(from "Survive" David Bowie)

著者近影(無修正デス)
さてまた暑さの急襲を受けた感じで昼間は吸血鬼のようにぶっ倒れています。そんな暑さのせいで頭がやられたわけではないんですが、結局導入二ヶ月にして、メッシュヘッドを新調しました。
もう本当に、冒頭の歌詞じゃありませんが、まさに「顔を買える金をくれ」ですよ。メッシュヘッドはもう少し値段こなれないと、新規の住民の裾野ひろがらないぞ、なんて思うのですが、考えてみれば、もうこの世界にはよほどのことがない限り、ベテランの別垢でない新垢に出会うこともないんだろうな。そんなことを考えてしまうのもちょっと切ないお話ではあるのですが。
結局、CatWaの"Catya"を愛せなかったのは、やっぱりあの唇の造形。目元なんかは実はかなり気に入っていたのですが、どうしても横顔を撮る時に目立ってしまうあの尖ったアヒル口。
CatWaのShopに行ったのは、恐らくその日Giftのまつ毛Hiudを貰おうとしたことあたりが動機だったと思ったのですが、その時ふと魔が差して、以前試さなかったヘッドのデモを取ってしまったわけです。
持って帰ったのは何となく"Kimberly"と"Koura"の2タイプ。そして試したところ、Kimberryは上唇がアヒルではなくなっている、と。「CatWaもやりゃできるんじゃねーか」などと呟きながらKouraのほうを試すと......
アヒル口じゃなくなっている。
ちょっと衝撃的でした。mesh headって結局そういうもんかと諦めていたものだから。

ご覧の通り、スッキリした口元の造形。
そんなわけで衝動的に有り金叩いて買ってしまったわけです。
まあほら"Koura"って型名も、"Kaoru"のアナグラムっぽいし......なんて自分の気分を引き立てようと、ぶつぶつとつぶやいてみたりもしたんですが、これがなかなかの難物。
私の親友、juno Feila曰く、「まずは見慣れることが大事」ということなんですが、まさにそういうこと。ここしばらくあのアヒル口で暮らしているうちに、違和感を感じつつも、やっぱりそれが自分の顔として見慣れていたわけで、Kouraのスッキリした口元にしてしばらく見ているうちに、これはこれでニュアンスに乏しい口元なのかしら、と思ってしまったり。確かにCatyaの口元は問題のある造形なのですが、あれはあれである種類の茶目っ気というか、愛嬌を顔の雰囲気に添えてくれていたことに、この期に及んで気付かされてしまったわけです。私自身は愛嬌のある人とはとても言えないので、"正しさ"という点ではKouraが正解なんですけれども。
そしてこの目元の造形の捌きにくさといったら!

何となく眠くなってきたので、続きは明日元気だったら、ということにしておいて下さい。

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