22. "Women at work" (Slight Return)

さて前話のあと、カラダの水分が全開で失われるような猛暑が続いた後、お盆からこのかた、ぐずついたお天気が続いている関東地方です。本当にしのぎにくいこの夏。皆様はいかがお過ごし?私は懸案だったDance Pub PRECIOUSの改築工事をようやく終えて、一息ついたところと申し上げておきます。

photo & model : Kei Aragaki a.k.a. DJ Gackey
様々な要素が二転三転する中で今回工事が難航したわけですが、12日のフロアから無事に営業を開始しています。
Clubの店舗造りというのもほんと難しいものです。私のようないい加減な建築屋にオーダーかけてくれたP社のしゃちょーにはもう本当にお気の毒なことをしまくったわけですが。勘弁してねと申し上げる他ございません。
このお店の第二期店舗も私が作ったのですが、盲蛇に怖じずの喩えもあるとおり、ものを知らないから、「えいやー!」でやれた部分はあります。なんだかんだ2年と8ヶ月使っていく中で、Second Life内の仕様やトレンドの変化で、使いにくくなっていくことこの上ない箱になってしまったんですが、当時mesh headというものがどう転ぶかなんか見えなかったわけで、今回はそうした部分も意識した作りを心がけました。

The last tuning for opening. model : Yuki
とにもかくにも、楽しい場所になってほしい。お客様にも、スタッフにも。
それだけが、今のところの願いかな。

それにしてもまあ、メッシュによる建築が全盛というか、meshでなければ建物ではない的風潮に見事に逆行して、meshは不使用はおろか、Sculptもほとんど使用せずに建てちゃったという無茶な代物なんですが、その分機能の割には軽い環境の箱ができたんではないかと。特に大人数を収容して、中で人が動き回る場所では、生prim建築というものも捨てたものではないんじゃない?などとある部分は自己満足に浸っています。実際最近のイベント系会場などで、街を模したような造りのモールなどがとんでもなく重いのを見ると、生primって、クリエイトの素材として見直されていいんじゃないかなあ、なんて。


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