13. "Again"

私は度し難い性格をしているのはご存知の通り。御し難く、徹頭徹尾わがままで高慢。好戦的で、しかも人の好き嫌いが徹底して極端で激しい。しかもこうした部分を短所だとまるで思っていない(苦笑)、といったね。
実は、この他にもあまり知られていない度し難さいくつかに"案外ミーハーなところがある"とか、"案外事物にかぶれやすい"、といったところがありましてね。
色々なものにかぶれました。それこそね。
今なお私の心を呪縛してやまない、David Bowieであるとか(まあ狂信的ファンなのは有名ですかね)、そこから導き出されたベルリン偏愛であるとか、戦間期のドイツ軽文化への傾倒であるとか、そういったものの混淆が、私の紡ぎ出すもののエッセンスといえましょうね。

そんな中で、折に触れて私の作品の中に顔を覗かせる「スチームパンク趣味」について。実はこれはとある漫画からの影響です。
私は基本的にはアニメはノーサンキューなひとなのですが、漫画は結構好んで読んでいまして、結構かぶれてしまうほうなのですね。その世界観やら魅力的な要素の何かに。
そうした作品のひとつが、「サムライガン」という作品でした。
え?知ってる?わぁ、うれしいわね。
知らない方は以下を御覧ください。試し読み可能です。作品の魅力の何分の一かでも伝われば、と。
http://sokuyomi.jp/external/viewer2/?id=CO_samuraigan_001_0001-0 #sokuyomi

もうほとんど幻の漫画家的な存在になってしまっていたこの作者さんが、割と最近新作を出していたことなんかを知りまして、ここ数日、最近の連載作だった"モンテ・クリスト"を読みふけっている状況です。
日本橋ヨヲコ先生の「少女ファイト」との邂逅以来の喜び(彼女も沈黙の後の復帰作でした)なわけです。
そのうち私がLatexのボディスーツに異形なヘルメットをかぶって、ピストル携えてウロウロしていても、どうか、お笑いにならないように。ええ。私恐らくアニメに興味持っていたら恐らくレイヤーになりかねませんもの。幸か不幸か、そうはなりませんでしたが。

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